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第38回大分県国保地域医療学会

更新日2024年11月27日

 

第38回大分県国保地域医療学会


 

 令和6年11月9日(土)に第38回大分県国保地域医療学会が開催されました。(参加者221名)
 今学会では、市町村保健師、診療施設関係者の研究発表が行われたほか、「DX」や「SDGs」をキーワードに特別講演、シンポジウムが行われました。ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。
 

研究発表

 
  市町村保健師、診療施設関係者13名の方から、保健活動・臨床等に係る研究発表がありました。
  日頃の業務で奮闘されている成果を知り、各専門職の方々のモチベーション向上にも繋がる内容でした。

  優秀賞の受賞者をご紹介します。おめでとうございます。

【優秀研究発表(医療分野)】
杵築市立山香病院    森實  清高 
「コロナ禍から始まったペーパーレスの動きとこれから」
  【優秀研究発表(保健分野)】
国東市    竹中  有希 
「プレコンセプションケア健診の評価と今後の支援について~受診者アンケートの結果から~」
 

特別講演

 

  九州大学 都市研究センター長・主幹教授 馬奈木 俊介氏にお越しいただき、地域包括ケアシステムの構築に向けた効果的な取組を進めていく上では、施策の価値を高めるために幸福度を経済的価値に換算し、経済の持続可能性を担保することで、人々を幸せにすることができるという貴重なご講演をいただきました。


「国連SDGsとウェルビーイング医学」

  九州大学 都市研究センター長・主幹教授
 馬奈木 俊介 氏

 

シンポジウム

                                シンポジウムの様子

 「人口減少時代の地域包括ケアシステムの姿を探る~DXを活用したSDGsの実践~」をテーマに、シンポジウムが行われました。
 大分医療DX推進会議 -UniTreat 代表 津村 佳希氏から「多死社会に備えた医療DXの推進~大分医療DX推進会議-UniTreat-の取り組み~」について、杵築市立山香病院 事務長 宇都宮 健士氏から「デジタル技術の活用と高齢化社会における通院支援などの取組」について、社会福祉法人 大翔会 理事長 渡邉 利章氏から「介護DXとノーリフティングケアの実践で職員不足に負けない! 生産性の高い現場つくり」について、それぞれの立場からの発表があり、DXの理解を深め、新たな発見や共通の認識を得る機会となりました。